CROSS TOKYO/東京都港区六本木
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コラム Vol.01 CROSS TOKYO(六本木)

Vol.01 CROSS TOKYO(クロストーキョー)/東京都港区六本木

6月の梅雨入り前の爽やかなひととき、新緑の街路樹と鮮やかな花で彩られた六本木けやき坂通りも初夏の生命力に溢れている。ビジネスマン、観光客、犬の散歩をしている人—そんな様々な人が行き交うけやき坂の交差点の真正面に「CROSS TOKYO」がある。この店のコンセプトは「美味しい食事とお酒を通して、ヒト・モノ・コトの交差交流を創造するユージュアル<日常>ダイニング」。ビジネスからプライベートまで様々なシーンで食事を楽しめ、ウェディング会場としても人気の高いレストランだ。

広々とした店内に一歩入ると窓一面を覆う912枚ものステンドグラスに驚かされる。ちょうど日が暮れかかる頃、色ガラスを通り抜ける光が刻々とイメージを変えながら窓辺のテーブルを演出している。いよいよ日が沈みきってしまうとガラスの色が一際鮮やかに浮かび上がり、交差点の信号の色なども映り込んで光の表情が変化するのもまた面白い。

ステンドグラスというと、一般的に宗教画との強い結びつきを連想させるものでもある。ゴシックの教会堂建築が発展していく中で、堂内に光を取り入れながらもキリストの教えを伝えるための手法として生まれたのがステンドグラスだといわれている。美を鑑賞するというより、祈りをこめ生き方を学ぶ一心で人々は眺めたものなのだろう。窓から差し込む光のもとで洗礼や結婚式など、人々の生活に欠かすことのできない空間が作られたのである。

この日、近くのテーブルに座った3〜4名の上品な年輩女性の方々は久々に再会した友人同士だったのだろうか、会話を弾ませながら取り分けられた食事を楽しんでいた。スマートで落ち着いたサービスに心ゆくまでゆったりと過ごせるのもこの店の魅力かもしれない。

国や時代を越えてステンドグラスが公共の窓を彩るようになった現代においても、人々の人生をかたち作る場所であることは変わらない。CROSS TOKYOの窓辺には様々な人が集い、交流を深める空間が生まれていた。

デザイナーは森田恭通氏。代表的な作品に京都・嵐山駅のリニューアルデザインなどがある。

グルメ情報

この季節にお勧めの一品、「丸ごとカプレーゼ」。丁寧に湯むきされた色とりどりのトマトはそれぞれの味の違いが楽しめる。自家製ジェノベーゼを絡めた新鮮なモッツァレラは絶品!視覚も味覚も満足の人気メニュー。

オープン当時からの看板メニュー、クロスバーグ。

【CROSS TOKYO】http://www.cross-tokyo.com/
〒106-0032 東京都港区六本木5丁目10-25 EXけやき坂ビルR棟2F

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